院内研修会

ブログ2018年10月6日

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先日、大正富士医薬株式会社様をお招きし、院内研修会を開催しました。

「医療施設における転倒・転落防止策」「口腔ケア」について、スライドを使って説明していただきました。

病院はご高齢の方々が多く訪れる場所です。ちょっとした段差や、濡れている床で転倒し、骨折してしまうリスクは常にあります。「靴がそろっていなかった」「点滴の管が長い」「ベッドサイドのカーテンが閉められていて手すりがみえない」といった些細な事でも、体がうまく動かない患者さんは転倒してしまうんですね。そういった危険なポイントを知り、具体的な対策をし、少しでもリスクを回避していくことの重要性を教えていただきました。

 

「口腔ケア」編では、院内肺炎の原因菌の約8割が口内細菌であるというデータが出ていました。口内細菌にはなんと便と同等の密度の菌数が存在するそうです。

現場でも、寝たきりの患者さんへの口腔ケアは苦労しており、ブラッシングしていたらすぐ出血したり、飛沫が飛んでくることもあり、今回改めて防護具の大切さがよく分かりました。

 

当院では定期的にこういった研修会を開き、より良い医療を提供できるよう職員一同知識を積んでおります。本日は、多くの職員が参加し、充実した研修会となりました。大正富士医薬株式会社様、有難うございました。

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