新しい軟性膀胱鏡を導入しました。
一般2018年10月30日
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泌尿器科からのお知らせです。今回、新しい軟性膀胱鏡装置を導入しました。
膀胱に異常が認められた場合など、精査のために膀胱内を内視鏡を使用して検査を行います。 多くはキシロカインゼリー(局所麻酔効果がある)を尿道から注入して、その後に膀胱内視鏡を挿入します。女性の場合は尿道自体が男性と比較して短いので、痛みはほとんどありませんが、男性の場合は尿道が長く、特に前立腺と尿道をつなぐ場所が急カーブを描いているので、痛い検査というイメージがありました。
しかし、内視鏡も最近は多くの病院で「軟性膀胱鏡」と呼ばれる、細く柔らかいタイプが使われています。今回導入した機械は、以前の太く硬い「硬性膀胱鏡」に比べて、痛みもかなり軽くなっています。また、画像も非常に鮮明で分かりやすく映し出されます。
血尿が出た、排尿に障害があるなど泌尿器系の症状がある方は、一度ご相談ください。