オリーブナース

一般2013年2月25日

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オリーブナースをご存知でしょうか?

先日、某テレビ局のニュース番組で 「オリーブナース」の特集があり、当院の看護部長のインタビューが放映されました。

香川県は、独自開発したパソコン(ドクターコム)のテレビ会議システムを使い、医師が病院にいながら在宅患者の診療を効率的に行う取り組みの導入に合わせて、患者宅での実際の処置を行う看護師の養成をしています。

この看護師を「オリーブナース」といい、ドクターコムや腹部超音波検査などの厳しい研修を受けています。当院からも3名の看護師がオリーブナースの研修に参加しています。

 ドクターコムを使えば、看護師が在宅患者の傍にいながら、その場で医師の指示を聞き、採血や超音波検査を行うことができ、出直す必要がなくなります。その分、多くの患者を訪ねることが可能になります。

この取り組みについて看護部長にお話しをうかがいました。

「当院では介護保険の導入により、現三豊市内の在宅患者様に対し、訪問看護を行っていました。その中で詫間町粟島の患者様2名も訪問診療、訪問看護を行っていましたが、現在需要もなくなり訪問看護活動は行っていません。
しかし、今の医療情勢の中で施設もいっぱいとなり100人待ちの施設もあると聞き、入所出来ない人で在宅を希望される方が増えるのであれば、今後訪問看護に取り組んでいきたいと思います。
その訪問看護も今回のオリーブナースという遠隔医療が行えるシステムを利用し、診療補助ができることにより効率的な訪問看護ができるのではないかと思い、研修に参加しました。」

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